2014-07-25

課外授業


最近友人のAmyさん(日本人)と共に習っている英語の先生。

高校生と中学生の娘がいるお母さんでもあり、

大学で英語を教えている方なんですが、なかなか個性的な先生でして。

すごく明るくてパワフルで、いつもレッスンは楽しいのですが、

何せ常時いろんなことに注意が向き過ぎて、

さっきまで話していたことと全く違うことを次の瞬間に話してたり。

質問の返答をしようと思ったら、もう違うネタに移っているっていう(笑)。

彼女の娘ですら、話したことをスルーされているから

英語とか日本語とか関係ないようですが。

私はとくにエッセイの書き方などを習い、

Amyさんは発音や日常会話のコツを習っています。

レッスン中もいろんなアイディアが頭に浮かぶらしく、

店員さんと天気の話などをするスモールトークをするために

急に向かいのブティックに連れて行かれたり、

先日などはカフェでレッスン中に

突然Amyさんを隣接するスーパーに連れて行くという。。

私はその間一人残ってエッセイを書き。

戻ってきたと思ったらりんごやらケーキやらを買ってくるという。

いつも彼女のペースで楽しくレッスンをしているのですが

今日はついに課外授業ということで、

彼女と中学生の娘とAmyさんの4人で


Lafayette Squareは歴史的な建物が楽しめる地区で、

その景観を守るために、いろいろと取り組みがされている場所でもあります。

最近は新しいレストランもオープンしたりして、

注目度が上がってきています。

我々の先生は車でぐるぐるとこの地域を回りながら

建物について説明してくれます。

急に車を停めたと思ったら「I'm curious !」と言って車から降り、

売りに出されている家の値段を確認しに行ったり。

娘は慣れたもので冷静に車の中で待っています。

一通り建物を見学して、次はSoulardへ。

ここは私にとって初めて行く場所でした。

SOULARDの入口。

セントルイス誕生250年をお祝いして、セントルイスに250個あるというバースデーケーキのひとつ。


「お気に入りのカフェに連れていってあげる!」と到着したのは



セントルイスの絵画が飾られたカジュアルで居心地のよいカフェ。

奥にはパティオがあって、我々はそこで食事をすることに。

私はビスケットwithグレイビーソースを注文。

ビスケットはふわふわして美味しいし、ソースも良い感じです。

パティオ席もとっても素敵で写真を撮りたかったけれど

いつもの通り先生が矢継ぎ早に話しているのでそんな暇もありません。

さらには二階席は閉まっていたのに

「二階を案内してあげる!」と我々を連れて行く先生。

二階席もあります。バルコニーもあって、そこにもテーブルがありました。

なんやかんやで食事を終え、もうひとつの目的地であるSoulard Farmers Marketへ。

土曜日しかやっていないのかと思いきや、水曜日から土曜日まで空いている模様。

写真の通り、果物や野菜はもちろん、

生花や精肉屋、スパイシー屋などなど

想像していた以上に立派なマーケットでした。

先生と娘はお目当てのクッキーがあったらしいのですが、

残念ながら売り切れ。


スーラードマーケットのTシャツもあります。

フルーツ盛りだくさん!


いろいろと買い物をして大満足な4人。


次回はChocolate Chocolate Chocolateにて課外授業だそうですm(_ _)m






2014-07-07

Fair St.Louis 2014


毎年セントルイスでは独立記念のお祝いとして

Fair St.Louisというお祭りが7月3、4、5日と催されます。

ギリギリまで行く予定をしていなかったのに、

7月5日のライブのラインナップを知り、

これは行くしかない!!と、はりきって会場へ。

まず始めはCapital Cities!!


年甲斐も無く、30代女性4人でステージ前のごちゃごちゃしたところへ突入。

見渡す限りティーンだらけ。。

でもそんなことは関係なく、みな大盛り上がり。

大ヒット曲「Safe and  Sound」では最高潮に達しました。





お次はThe Neighbourhood。


キャピタルシティーズで全体力を使い果たした為、

後ろで着席して見ることに。

それでもまぁ近いです。




2011年に結成されたばかりのThe Neighbourhoodですが

すでに大人気の様子。。

若者たちが前へ前へと進みます。

ボーカルのジェシーは随分とキャラが立っていて

最初から最後まで完璧に格好をつけていました。


パフォーマンスがある意味で完璧で

2周ぐらいして好きになりそう。。(笑)


彼らのPVは全てモノクロで、

このときのスクリーンもしっかりモノクロでした。

実物は全身カラフルなお絵描きが施されていましたが。。





大トリはThe Fray。

このころにはめちゃくちゃ広い会場も人でいっぱいに。


王道のロックバンド登場で

全員のテンションはマキシマムです。

やたらカッコいい。。

この哀愁の漂いっぷりは声のせいなのか何なのか。。

そして最後はもちろん「How to save a life」。


みんなで大合唱です。





すべてのライブが終了し、シメは花火。


このバンドのラインナップに

「セントルイス、なかなかやるやん」と

上から目線で満足感いっぱいになった

Fair St.Louisでした。





2014-06-24

Honors Day 2014


どうも。

36歳でミズーリ州の高校、卒業しましたm(_ _)m

無事HiSETをパスしたので、州都から証明書も送られてきました。

そして今夜は通っていた学校で卒業式がありました。

例のガウンを着て、帽子も被りました。

タッセルも右から左に動かしました。

とりあえず面白いネタ in アメリカがまた一つ増えました。



真ん中は一番お世話になったボランティアTutorのキース先生。英語が第二外国語の私にも
本当に真摯に教えてくださいました。左の彼はほとんど同じタイミングでテストを受けた同志です。


クラスアシスタントのコーネル先生。やっと最後の方に彼女の英語が聞き取れるようになったのに。。
いつもチップスとかポップコーンとか食べてます。(このときはケーキ食べてた/笑)
この日は生徒達を前にして「I'm sooooo proud of you!!!」って大号泣してました。


卒業証書授与では

担任が教え子一人一人の紹介をしながら壇上に呼び、証書を授与します。

私たちのクラスになり、担任のウォーカー先生が話し始めます。

「第二外国語として英語の文章を読むということがどれほど難しいか想像できますか?」

と会場にいる人たちに問いかけます。

「彼女はいつも辞書を片手に時間をかけて文章を読んでいました。

我々アメリカ国民だけではなく、外国人も挑戦しているのです。

そして外国人の彼女は晴れてこのテストをパスしました。」

そこで名前を呼ばれ涙腺崩壊。。

グッシャグシャに泣きながら先生から証書を受け取ります。




私のように外国人としてこのテストを受ける人、

普通の学校をドロップしてしまった若い子、

また子育てを終えたお母さん、

家族を養いながらチャレンジする人、

本当にいろいろな人が卒業生の中にいました。

誰かにとっては取るに足らないチャレンジでも

私にとっては、そしてここにいる人たちにとっては

とても誇り高いことであると実感した夜でした。